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 寸法について
 
何となく着やすい着物、いつ着てもきにくい着物もあります。
好きな色柄でも、着にくかった着物は袖を通す機械が減ってしまうこともあります。

着物には、「並寸」という標準寸法があって、よほど体の大きい方でないかぎり、ほとんどの方がその寸法で仕立てられる基本的な目安になっています。着物は洋服と異なり、体の形にぴったりに仕立てるわけではないので、多少の融通が利くからです。
といっても、実はちょっとした体型の違い、お客様の着やすさの好みなど、お母様とお嬢様、お嬢様が姉妹で兼用で着られるなど、着物は普段からよく存じ上げているご事情によって、できるだけ着やすい物をお創りいただけるように努力するのが呉服屋の気配り具合となっていることも多分にあります。

以下は基本的な寸法の説明です。

下の各項目、または右図内の各名称の部分をクリックすると説明部分にジャンプします。


<内容>
 *名称
 *表記の仕方
 *採寸方法のポイント
 *標準的な目安になる寸法

 |  身丈:みたけ |  裄:ゆき  |  身幅:みはば |
 
 | 袖丈:そでたけ | 袖付け:そでつけ | 褄下:つました
 



  身丈 :みたけ
 


■肩山から裾までの寸法■
通常は身長と同じ寸法で設定します。
若い方は、腰紐をウエストの線の位置にするため、
少し長めにして身長+1寸(3cm9mm)くらいをおすすめします。

〔表記の仕方〕 
身丈:肩から○○尺○○寸○○分
     又は 身長:○○cm( +1寸)

@お手持ちの着物と同寸法で仕立てる場合、右のイラストで示されている部分の長さをお測り下さい。A身体から割り出す場合、身長をお知らせ下さい。(cm表示で結構です)

備考:身丈の測り方にはもう一つの方法があります。背縫い(背中の真ん中の縫い目)に沿って衿と身頃の縫い合わせた部分から裾までの寸法を測ります。

〔表記の仕方〕
身丈:背から○○尺○○寸○○分と表します。
    通常「肩から」と「背から」では1寸ほど長さが異なります。

当店では、肩からの寸法を基準とさせて頂きます。
但しこの「背から」の寸法:後に、繰り越しを割り出すときに必要となってきます。

   
  裄 :ゆき
 

■背縫いの衿付けから袖口までの長さ■
腕の長さに反映される寸法です。

腕を身体から約45度の角度に広げ、真っ直ぐ延ばしてメジャーで首の後ろのグリグリ(第7頚椎)から肩の骨で一度止めて、手首のくるぶしまでを直線で測って下さい。又、着物からの採寸の場合は、袖幅・肩幅も必ず、表記下さい。
また、若い方は洋服の感覚で、袖が長いものに慣れているため、ご希望により標準よりも少し長めに仕立てる場合があります。

〔表記の仕方〕
裄:○○尺○○寸○○分:袖幅○○寸○○分・肩幅○○寸○○分
裄=袖幅+肩幅となります。
又は裄:○○cm○○mm:袖幅○○cm○○mm・肩幅○○cm○○mm

備考:お手持ちの長襦袢の裄の振り分けもご確認下さい。
生地の幅に余裕がある場合は肩幅よりも袖幅を5分ほど広く仕立てるのが通常です。合わせていただく長襦袢との裄の振り分けが違いますと、着用時に袖口・振りから襦袢の生地が出てきてしまうという不都合が発生する恐れがございます。仕立屋さんによっては裄:1尺7寸の場合、袖幅:8尺5分・肩幅:8尺5分で仕立てているケースもございますので注意が必要です。

   
  身幅 :みはば
 
 
■前幅と後幅■
胴回りとヒップのサイズに反映される寸法です。
腰の一番太いところを軽く一回りで測って下さい。〔ヒップサイズ〕

寸法の割り出し方は、
前幅:ヒップサイズ×1/4
後幅:ヒップサイズ×1/4+1寸5分(5cm3mm)

(後幅:ヒップ110p以上の方の場合は+1寸) が目安になります。

〔表記の仕方〕 
前幅:○○寸○○分  後幅:○○寸○○分
     又は、前幅○○p○○mm・後幅○○p○○mm

因みに、身幅の標準寸法は
前幅:6寸0分(22p7mm)  後幅:7寸5分(28cm4mm)
です。かなりの方がこの寸法で大丈夫です。

尚、柄が絵羽付けされている留袖・振袖・訪問着・付下げなどは、柄合わせを優先させていただきますので、指定寸法より若干広く仕立て上がる場合がございます。ご了承下さい。又、裄が長いため肩幅を広く採る必要のある方に関しましては、生地に無理をかけ仕立ての狂いが生じる事を防ぐため、後幅を広く採らせて頂く事もございます。(柄中心で合わせます)

備考:茶道などを嗜んでいらっしゃる方の場合、正座をする場合が多いため、前身 頃が広がってくることを防ぐため、標準寸法より若干広く前幅を6寸3分(23p8mm)又は6寸5分(24p6mm)などにする場合もございます。
   
  袖丈 :そでたけ
 
 

■袖山から袖の長さ■
着物寸法の中で体型に関係なくご自分で決められる唯一の寸法です。

〔表記の仕方〕
袖丈:○○尺○○寸○○分
 1尺3寸・1尺5寸といったキリのいい寸法にします。
 又は○○cm○○mm ← ちなみに1尺3寸は49cm2mm

備考:一般に未婚女性の着物の袖丈は長く、既婚の女性のそれは短くします。又、着物の種類では礼装の場合は長く、普段着・お洒落着の場合は短くします。当店の場合、訪問着・付下げなどは1尺5寸袖・ゆかたなどは1尺3寸の袖丈をお薦めすることが多いです。但し、身長の特別高い方は全体のバランスから既婚女性でも1尺3寸より長くすることもございます。結婚する前に作られた袖の長い着物は結婚を契機に袖丈を短く直すこともあります。

また、当店では振小袖(おしゃれ用の振袖や小紋)を1尺8寸〜2尺に仕立てたり、ブランド物のゆかただと、最初から1尺5寸になっていたりもします。着物を着て仕事をされる方や、おばあちゃんの時代の普段着は1尺2寸(古着にある事も多い)になっている事もあります。

<注意>ただ、一度短く仕立ててしまうと、長く伸ばす事が出来ない(線が残って見えてしまうことがある)ので、訪問着・付け下げなどの着物で袖丈を迷われる方は、長めにして置かれる事をお勧めします。

   
  袖付け :そでつけ
 
 
■身頃と袖の縫い目の長さ■
一般に若い方は帯を高い位置で結ぶ関係で短く、ご年輩の方は幾分長く設定をします。

標準的な寸法は
若い方の場合 5寸5分(21cm1o) 、
ご年輩の方の場合  6寸(po)
となります。

長襦袢の袖付けは、表の着物に響かないように着物より控えます。
逆に、羽織・コートの袖付けは着物より幾分長くいたします。

   
  
  褄下 :つました
 
 
■衽の衿先から裾までの長さ■
衿先が腰紐にかからないようにする方がおはしょりの始末が綺麗に仕上がります。

標準的な寸法は
身丈の約1/2の寸法、若い方の場合は、身長×1/2+8分です。
   
次は柄合わせについてのご説明です。
      こちらへ  ⇒⇒⇒  「 柄合わせについて 」 ページへ
 

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